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乳ガンをきっかけに始めた旅~ 日々の記録
by jgirl0411
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パスターを始めた最初
それまで断続的にあった痛みが取れた。
これは効くなと感じた。
4時間おきに日に4回。
最初は要領がつかめず
パスター作りから貼り終えるまで
1時間以上かかっていた。
1日中パスターに追われているような毎日...
そしてふた月経った最近は
手際も良くなり、かかる時間は45分くらいになった。
最初に開いた裂け目はだんだん広がり
他にも数ヶ所、腫瘍の表面の皮膚が剥がれた。
腫瘍の1/3くらいが崩れて無くなった状態。
パスターを始めて2週間目あたりから
痛みが戻ってきた。
それまでは、内側から引っ張られるような痛みだったのが
ひりつく様な痛みに変わった。
パスターに混ぜた生姜がしみているのかな、という感じ。
そしてこの数週間は、ズキズキする痛みへと。
それでも、パスターをしないでいるよりは
している方が、痛みは少ない。
更に最近は、ニオイが強くなった。
患部から流れ出している液体(死んだ細胞たち?)の腐敗臭。
痛みとニオイ。
ちょっとツライ状況ではあるが
更に深い部分からの排出の段階になったのだと
プラス方向に考えるようにしている。
手術しかないのか、と悲痛な思いでいた時
心配して会いに来てくれた友人が言ってくれた。
「 落ち込んでるヒマがあるなら、やれること探せば?
諦めるのは最後でいいでしょ」
そうだ。私は諦めが悪いのが身上だ(笑)
試せるものがあるのなら
やりつくさなければ、気がすまない。
そして、友人が教えてくれた
鍼灸の先生とご縁が結ばれ
里芋パスターの日々が始まった。
「里芋さん、力を貸してください」と
念じながら、芋を擦る。
精進料理の世界では『ごますり』ほど尊い修行はない
と言った人がいた。
正座し、心を鎮めてすり鉢に向き合い
人とごまとすり鉢の三つが一体となる‥‥
これぞまさに、精進修行の根本である、と。
尊い修行になぞらえるのはおこがましいが
これも私の精進だ、と思いながら里芋を擦っていると
なにやら清清しい気持ちにもなってくる。
今しばらく、里芋と同行二人の旅。。。
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